我が家のうさぎ 突然の出産 5

生後3週間が過ぎた。

この頃から、ペレットを時々食べている仔を見かけるようになってきた。

一番最初に食べ始めた仔は、チモシーを口にするのも一番早かった。

好奇心が強い仔なのか、成長が早い仔なのか。体重は一番大きい訳ではないが、よく母ウサギの後ろをついてケージから出てくることも多かった。

生後3週目までの1週間での体重増加は、9.7g〜11.7g/匹/日と今までより少し増加が少ない。

行動範囲が広くなり、活動量が増えたせいか。

チモシーもよく食べるようになってきた

 

誰かがチモシーを食べ始めて、2、3日経つと、他の仔も次々と食べ始めた。ペレットも最初は1匹だけだったのが、次々と食べ始め。

3週間目から2日程すぎると、全員がお母さんウサギのペレットに群がってくるようになっている。

お母さんウサギと一緒にペレット

一緒に食べる仔が増えてきました

お母さんウサギを押し退けて食べるようになりました

仔ウサギのペレットの量が増えてきたので、仔ウサギ用のペレットを準備して別容器に入れるようにしたが、お母さんウサギも含めて両方を自由に食べている。

もうそろそろ、昼間は仔ウサギ達を別スペースで過ごすようにしたいと思っているが、それ用に注文しているケージがまだ届かないので、それまでは自由な感じでいいかと思って過ごしている。

お母さんウサギの食欲はまだ旺盛で、ペレットを多めにあげていたら、時々下痢のような柔らかい便が出ている。調べると、下痢ではなく盲腸便という栄養価の高い、いつもなら自分で食べる便のようだが、食事でカロリーが満たされると食べなくなるということなので、ペレットの量を少し調整するようにしてみた。

仔ウサギ達はいつの間にか、部屋んぽスペースに置いたトイレでおしっこやうんちをすることが増えてきた。賢い。

我が家のうさぎ 突然の出産 4

生後2週間を過ぎて、ゲージの中での動きが活発になってきた仔うさぎ達

うさぎの子育ては育児放棄か?と思えるほど短時間の授乳を1日に1〜2回するだけで、それ以外の時間は仔ウサギの居る場所から離れて過ごすらしい。それなら、出産前の様に、1日2回程度の部屋んぽの時しか仔ウサギと離れず、狭いゲージにいるとお母さんうさぎにはストレスかもと思って、昼間はゲージを開けっぱなしにしていた。案の定、お母さんうさぎはゲージの外でのんびり寝転がっている

すると、足腰がしっかりしてきた仔ウサギ達もも、生後17日でついにゲージの外へ出てき始めた。始めは、出てきたはいいがゲージに帰れないので、そのうちに、部屋んぽスペースの隅に集まって寝始める。それを見つけてゲージへ返したのもその日だけ。

そんなに度々、出てくるわけでもなかった。

生後17日で部屋んぽデビュー

遊び疲れたのか隅っこに集まって寝始める

 

翌日からは、上手にピョンピョンと出てきて、ピョンピョンと帰って行く

もう、お母さんうさぎがくつろげるはずのスペースまで占領されてしまった。

時々は一緒に過ごしているが、仔ウサギがお母さんうさぎのお乳を飲もうとしに行くと、ゲージの中のステップの上まで逃げて行く。

自分のタイミング以外は授乳しない様だ。

この頃から、仔ウサギ達がチモシーを食べることが増えてきた。給水器から水を飲んでいる仔もいた。

フードも食べるかと仔ウサギ用のフードを入れて見たが、それはほとんど、通りがかりのお母さんうさぎが食べている。まだ、母乳がメインの時期なので、まぁいいか

我が家のうさぎ 突然の出産 3

生後3日目の体重測定で一番小さい仔が48g 一番大きい仔が76gだった。

この体重ヒエラルキーは変わることなく、それぞれに成長した。

一番大きい仔は生後5日で100gを超え、一番小さい仔は生後8日目で100gを超えた。

200gを超えたのは、一番大き子が生後12日で、一番小さい仔は生後16日だった。

体重差はあるものの、目が開いたり、歩き回る様子は遅れていないので小さい仔も順調に育っている。

仔ウサギ達もだんだん大きくなって来て、体重測定のときに、ピョンと跳ねたり、巣箱の中でもゴソゴソする動きの足どりがしっかりしてきた。

生後9日の夜、部屋んぽスペースを掃除しに行くと、仔ウサギがうっかり(多分)巣箱の外に出てしまって、座ったままうとうとしていたり、巣箱とお母さんうさぎのトイレの間で1匹寝ている仔がいたりする。(多分)うっかり巣箱から出てしまったら、自力で戻れないのでは?

夜中のうちに出てしまって朝方寒くなったら大丈夫かな?など体重が順調に増えて安心していたら、また別の心配ができた。

そもそも、巣箱がうさぎ専用のではなく、100円ショップで買ったフェルトの箱といのが問題なのかもしれないが、突然生まれてしまった仔うさぎを入れるのに木箱にチモシーを敷いて入れるのには抵抗があった。なので、柔らかいフェルトの箱に出産の時にあった毛布を入れた状態で育児がスタートした。蓋がなくオープンしたになっているので、いつでも様子が見られて飼い主的には安心だった。寒さ対策はペットヒータを巣箱の下に入れて半分くらいのスペースが温かくなるようにしておいた。

結局、途中もう少し大きいフェルトの箱に交換して育児続行中。

箱を少し大きくしてからは、うっかり外に出ていることは無かったが、2週間ごろからは

うっかりではなく、しっかり巣箱から出てくるようになった。

巣箱の中でも動き回ることが増えてきた生後2週間

生後2週間までの1週間の体重増加は10g〜14g/日/匹

そして、いつの間にか巣箱の横のお母さんうさぎのトイレで集まって寝てるようになった。

そもそも、お母さんもトイレをトイレとして使わず、いつもそこでくつろいでいたので

お母さんの寝床を子供達が横取りしている。

トイレで寝る仔うさぎ達

 

我が家のうさぎ 突然の出産 2

もうそれからは、大騒ぎ

とりあえず、巣箱になる箱を買いに100円ショップへ

赤ちゃんうさぎは4匹

ネットで調べると、1週間は巣箱を覗かないようにとか、触らないようにとか書いてある

なのに、巣箱も無い状態で出産。急遽巣箱的な箱に入れられた赤ちゃんうさぎをちゃんと子育てしてくれるのか?

心配しながら迎えた翌日 

朝、7時頃ちゃんと巣箱へ行って授乳しているのを確認して、ほっとひと息

お母さんうさぎにはペレットやアルファルファなど産後のための食事をさせてあげないといけないと言うことで、ペレットも無くなったら入れて、無くなったら入れてとしながら、巣箱の赤ちゃんも気になる。もううっすらとうぶ毛が生えている

全員がちゃんと母乳が飲めているのだろうか?

このまま一週間も触らず見守るのは心配すぎる

2日目の朝、巣箱を出して赤ちゃんを確認すると、一番小さい仔のお腹が膨らんでない。

他の仔はお腹がぷっくりして眠っている。お母さんうさぎを抱っこして飲めてない仔を強制授乳。お母さんうさぎは、嫌そうにしながらもなんとか授乳させる。

お母さんうさぎは、出産前はイライラして気が荒くなっていた(飼い主は妊娠に気づいてなかったので、なんか最近怒りっぽいな〜もうすぐで1才だから思春期?などと呑気なことを考えていた)が、出産後は、穏やかになっていたし、巣箱をゲージの外に出して体重測定などしてから戻しても、怒っている様子は無くて、戻した巣箱を覗いて一旦確認すると納得している感じだったので、全員の体重測定をすることにした。

やっぱり、1番小さい仔はお腹の膨らみが少ないので、強制授乳をする。

その後も毎日体重測定をした

1番小さい仔は2日目の夜と3日目の朝の2回、強制授乳をしたきりで、3日目の夜には飲めていて、その後も体重が増えていた

生後3日 もう毛が生えてきている

生後8日で全員の体重が100gを超えた 毛もだいぶ生えてうさぎらしくなった。

体重を測り始めた3日目からの5日間の平均体重増加は10.8g〜13.4g/日/匹

1匹あたり1日10g以上は増加しているので、大丈夫そう

ちょっと安心して見守れるようになってきた

お母さんうさぎの食欲は、とどまるところを知らずという感じになっている

授乳中のペレットは食べ放題で、という記事と食べさせ過ぎると太るという記事があったが、

食べても食べても太ってくる様子はないので、ペレットは通常の二倍以上食べ、チモシーもアルファルファを追加して入れておくようにした。

我が家のうさぎ 突然の出産

11月も終わりが近づいた頃、我が家のウサギが突然の出産

そう、飼い主にとっては突然

ことの始まりは、9月

我が家には2羽のうさぎがいる。

娘が男の子のうさぎを部屋で飼っていたが、抜け毛が増え、換毛期と思われる期間を過ぎても一向におさまらないので、環境を変えてみようとリビングに移動してきた。

しかし、そこには私がお世話してる女の子のうさぎちゃんがすでにいたのだ。

一緒にすると、交尾か喧嘩のリスクがあるので、どっちも避けたい。

ゲージは離して設置。その間にそれぞれサークルをして部屋んぽのスペースも別々に確保。

こうして、リビングの一角で2匹の共同生活が始まった。

女の子がおてんばで、好奇心旺盛なので、サークルを飛び越えて男の子の部屋んぽスペースへ侵入することがしばしばあったので、基本的には部屋んぽの時間は一緒にしないようにしていた。

ただ、時々朝から出かける時は、準備をしながら2匹一緒に短時間の部屋んぽをすることもあった。そんな10月初旬、ふと気づくと2匹がくっついていて、慌てて女の子をゲージへ返すということがあった

うさぎの妊娠期間は28日から30日程らしいので、妊娠していたら、11月の初旬には産まれるかもと、ドキドキしながら、様子を見ていたがそのような気配なく30日が過ぎ、40日が過ぎ・・

しかし、何もないので安心していた。

それから、2週間ほど過ぎたある日、チモシー咥えてウロウロし始めたので、偽妊娠かなと、対処方などをネットで調べたりしていた。

3日ほど過ぎた日の朝、大量に毛を抜いていたので、夜の間にチモシーが少なくなっていたからか?などと思いながら、ゲージの中に毛布を入れておいた。

その日の夕方、ペレットを入れる時に、ゲージの中を片付けようと、朝、入れた毛布を動かそうとしたら、毛布の下から赤ちゃんが出て来て、

ヒャ~

こうして、我が家のうさぎちゃんの突然の出産からの育児が始まったのであった。


出産翌日の朝 

出産翌日の朝